平成20年1月
ガーデンを考える会事務局

NPO法人ガーデンを考える会
エクステリアと植物セミナーのご案内
日 時
2008年3月12日(水)
・13:10〜14:10 セミナー 小林 隆行氏(日本植木協会新樹種部会、鰹ャ林ナーセリー) 
・14:20〜15:20 セミナー 岡山 瑞穂氏(樹木医/木風KOFU 代表) 
・15:30〜16:30 セミナー 玉崎 弘志氏(NED RAG 代表/鰹テ南グリーンサービス 顧問)
・16:40〜 懇親会
会 場

・セミナー 埼玉園芸市場 会議室(〒347-0005 埼玉県加須市下樋遣川6000) 
・懇親会  埼玉園芸市場内

テーマ
・小林 隆行氏 『有望な新樹種について』
・岡山 瑞穂氏 『エクステリアと植物の上手な使い方 』
・玉崎 弘志氏 『空間づくりにおける植物の役割を見直そう』
定 員

100名 (定員に達した時点で締切りとさせていただきます )

対 象

ガーデンデザイナー、EX施工・メーカー、造園、植物生産者ほか

受講料

参加費:会員4,000円、非会員5,000円、学生1,000円
懇親会:1,000円、学生無料

※参加料のお振り込みをもって正式受付とさせていただきます。
お申し込み後に、請求書が届きましたら、下記の口座までお振込みください。


◆振込先銀行  三菱東京UFJ銀行 名古屋駅前支店 (普)5768380
◆口座名   トクヒ)ガーデンヲカンガエルカイ

申し込み

NPO法人 ガーデンを考える会事務局
Tel: 052-571-7911 Fax: 052-571-2208
E-mail; npogarden@green-joho.jp

お申込み用紙にご記入の上、FAXにてお送りください。    お申込み用紙
メールでお申込みの場合は、申込み用紙の内容を明記し送信してください。

【13:10〜14:10 セミナー】

【講 師】小林 隆行(こばやし たかゆき) 氏

【テーマ】『有望な新樹種について』

【概 要】 有望な新樹種について

【プロフィール&活動内容】 
日本植木協会新樹種部会 副部会長 / 鰹ャ林ナーセリー 常務取締役

◆植木協会新樹種部会◆
「設立の趣旨、目的、組織」
緑化樹木供給の基本的要件として優良樹木の生産と安定供給があります。一方、環境緑化の整備が進むにつれ質的に豊かな緑の多様性が求められ、必然的に新しい素材等への渇望がありました。加えて、協会発足当初から描き続けた新しい樹木の開発導入への想いが相俟って「新樹種部会」の設立となりました。現在、部会員数は130名余となり生産部門(コニファー・高木・低木の生産委員会)と、事業研究部門(調査研究・広報流通・研修委員会)を合わせて六委員会を組織し新しい夢のある樹木の供給責任と、先駆者としての意欲で生産に努めています。
「主な事業活動」
・委員会活動
・新樹種在庫量調査
・研修会の実施
・新しい花木の開発と普及
・植物の呼称について
・栽培普及関係書籍の発行
・新樹種の普及に関するパンフレット等の発行

◆小林ナーセリー◆(埼玉県川口市)
植木のまち安行で、大正末期から現在まで一貫して、園芸/家庭造園向けの樹木を生産してきました。創業時は五葉松などの盆栽、高度成長期の昭和35〜40年頃には、シャクナゲやカルミア、エクスバリー(アザレア)などの花木を取入れました。ここ数年は、海外新品種も積極的に導入し、ブルーベリーなどの小果樹と花木を主要品目としています。また、これらを品種レベルで、オールカラーのカタログで紹介しています。今後は、インターネットでの情報提供も充実させ、自社の宣伝ではなく、園芸全体の底上げのために、生産者からのPR活動にさらに力を入れています。

【14:20〜15:20セミナー】


【講 師】岡山 瑞穂(おかやま みずほ)氏

【テーマ】『エクステリアと植物の上手な使い方』

【概 要】
植物の扱いに関する技術の向上は日々躍進しています。たくさんの品種で多くの人も珍しい草花を楽しんでいます。そのような情報はすでに色々な媒体で紹介されているので、今回は特にエクステリアのテーマに沿った植物の選び方、もうひとつの方法、として、いつもと違う視点を紹介したいと思います。“植物の生理生態を中心に、日本の気候風土を考慮したイメージ作りとは?”そんなプランニングに役に立つようなお話をさせてもらいます。加えて、私が住んでみたい憧れのお庭の紹介も。

【プロフィール&活動内容】
樹木医/環境設計・樹木診断治療 木風KOFU 代表

1968年東京生まれ、熊本県出身。九州造形短期大学デザイン科卒業後、造園建設業会社に入社。ハウステンボス営業所設計課にてハウステンボス建設事業に携わる。ストリートファニチャー計画を担当し、同施設開業後は福岡支店にて東急関連の宅地開発に伴う造園設計業務に携わる。
のち、公共施設の環境設計を始め、個人邸の造園設計、建設コンサルタントでの業務を経験。
平成13年に樹木医合格。熊本県女性第1号の樹木医となる。同年、創業20年に渡る父が経営する「有限会社永田造園」に入社。
平成14年に代表取締役に就任。社名を「アースグリーン・ナガタ」に改め、従来からの造園業に樹木医としての知識や技術を加えた個性ある庭園デザインを多く手がけ、診断業務や調査、庭づくりアドバイザーなどの環境事業も展開。
その後、代表取締役として経営革新の認定を受け経営基盤の強化を行い、樹木医として天然記念物や貴重な樹木の診断治療を手がけ、最新樹木診断器を日本で最初に導入して全国的に業務を行う。
平成16年には熊本日々新聞にてコラム連載や、雑誌等の執筆などを行う。
また、会社経営の傍ら地域の子供たちに向けて環境教育を行うなど、社会活動にも貢献。その活動を評価され、平成17年熊本日々新聞主催のエコモーションキャンペーンにパネリストとして参加。同様の活動に対し、平成19年国際ソロプチミスト玉名より女性栄誉賞受賞。
平成17年には日本樹木医学会評議委員選出。翌年の学会にて樹木の診断治療事例発表を行い、ポスター賞を受賞。
平成19年には東京にて樹木医としてより多くの環境事業に携わるべく新事務所「木風KOFU」開設。現在、デザインのできる樹木医、樹木診断のできるデザイナーとして活躍中。

テレビ・ラジオ出演
2001年 KKT(くまもと県民テレビ)テレビタミン報道コーナー
2005年 KAB(熊本朝日放送)ふるさと情報発信局
2005年 FMくまもと(ラジオ)キャリアプリティー出演
2006年 KAB(熊本朝日放送)ハンサムウーマン出演

資格
樹木医 環境再生医 一級造園施工管理技士
ネイチャーゲーム指導員

【15:30〜16:30セミナー】


【講 師】玉崎 弘志(たまざき ひろし) 氏

【テーマ】『空間づくりにおける植物の役割を見直そう』

【概 要】
・ガーデニングの意味をしらないでデザイン
・樹木・植木・庭木の違いを理解していない庭づくり
・ハードばかりの空間構成・・・どこへ行っても枕木と曲線の壁、そしてジュラストーン
・ショウガーデンと実際の庭づくりを混同・・・時間軸の欠如
・植物に洋風・和風はない

【プロフィール&活動内容】
デザイン事務所 NED RAG 代表/鰹テ南グリーンサービス 顧問
明星大学造形芸術学科 講師/日本ガーデンデザイナーズ協会 理事

1946年生まれ。自然風の花の庭を中心にした庭づくりとガーデニングの楽しみを伝えるガーデニングの伝道師。大学の観光学科を卒業し、ホテルへの就職が決まっていたにもかかわらず、生来の「植物好き」を抑えられず、自然風庭園の第一人者、故小形研三氏に師事する。鰹テ南グリーンサービスの冨田氏が会社設立の後、二人三脚で多数の緑化工事、庭園工事を手掛ける。2007年8月同社専務取締役を退任し、現在は顧問として庭園デザインから施工技術までの指導にあたる。また明星大学講師、NHK趣味の園芸講師等でも活躍。浜名湖花博の「モネの庭」、「バラとガーデニングショウ」等のイベントでは、設計、施工、管理の中心的存在として参加している。

著書
「我家の庭木を剪定する」「日陰を生かす庭づくり」
「ビジュアルガーデニング用語辞典」NHK出版他多数。

◆庭づくりについて◆
 畑は収穫のために種を播く土地ですが、庭は日常生活の中で花や緑を介して得られる様々な楽しみを播く土地です。植物や土地を相手にガーデニング作業を通して、育てる、愛でる、飾る、見せる、集める、自然に触れるなどの楽しみを得ることと、庭の空間全体から生まれる、憩う、癒す、もてなす、などの楽しみを実感できます。
  庭が生み出す心地よい生活環境は個人のものでありながら同時に地域全体のものとなり、街並みの環境も改善していきます。その中から様々なコミュニケーションが生まれ、小さな庭が大きな広がりを持つようになります。ただし、こうした楽しみの種が良く育つか否かは、庭のデザインの良し悪しにかかっています。

 
【16:40〜 懇親会】

埼玉園芸市場内
会費:1000円(当日申し込みも可能

【第1回Saien緑花フェア】 来れば分かる!!古典〜新樹種まで あらゆる植木・園芸鉢物が大集結
※詳細はこちら(PDF)

開催日:2008年3月10日(月)11日(火)12日(水)
主 催:埼玉園芸市場
会 場:埼玉園芸市場 
〒347-0005 埼玉県加須市下樋遣川6000
TEL:0480-69-1118  FAX:0480-68-3918
アクセス:
・JR宇都宮線栗橋駅西口より送迎バス用意(9:30/ 10:30/ 11:30/ 12:30/ 13:30/14:30/ 15:30 発)
・加須インター栗橋方面出口左に入って5分

◆特別植木大市・12日9時販売開始!
◆新樹種から各種緑花木展示
◆園芸鉢物展示場
◆埼玉県植木生産者組合、品評会
◆庭園、園芸、生花用各種資材展示
◆各種専門業者出展
◆「エクステリアと植物セミナー」開催