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「ギフトショー2021秋」にてセミナーが開催されました

2021年10月19日

2021年10月13日(水)~15日(金)東京ビッグサイトにて「ギフト・ショー2021秋」が開催され、会期中の14日(木)には当会 福永副会長と尾崎理事がセミナーに登壇いたしました。

コロナ禍においておうち時間が増加したことにより、自然や植物とのふれあいや健康に対する意識が高まったことを受け、本展示会のテーマは「自然との共生 花と緑のガーデニングライフの魅惑」とされ、新しいガーデンを考える会においても植物の需要増加に対してどのように定着化させるかについて他業界に向けて発信いたしました。


ギフト・ショー2021秋 展示会

セミナーは、「植物のホームユース需要の増加と定着化を流通と小売の現場から考える」と題し、当協会 福永副会長と尾崎理事がご登壇いたしました。
冒頭に尾崎理事より店舗のブランディングを見直し販売手法を変えたことによる成功事例やお客様に直観的に植物の力を感じてもらえる売場づくりのコツ。地域に根差した園芸店の役割として、今後は花と緑の街並みづくりにどのように関わっていくかなど、暮らしの中に植物を身近に感じる必要性を踏まえ、先を見据えたお話をしていただきました。


セミナー風景


植物の小売について オザキフラワーパーク店舗の様子

さらに福永副会長より、豊明花きは1996年からネット取引を始め、競売より事前注文が多くなり、この25年間で取引方法は激変。さらに2020年にはトレードフェアDXを開催し、DX化の推進によるメリットや流通の効率化について時代背景を交えて説明がなされました。また、コロナ禍で消費者の植物への関心が高まり、インテリアグリーンや植物ギフトの可能性が広がる時期にきており、そんな中で増加する園芸ビギナーへの情報発信の重要性を訴えられました。今後、2027年横浜花博をはじめとした大きなイベントがあり、園芸業界は波に乗るきっかけになり盛り上がることを期待しています、とお話しいただきました。


植物の流通について 豊明花き市場セリの様子

講演後に参加者の皆さまが熱心に質問されたり、「園芸業界のプロから最新のトレンドを知ることができてよかった」「小売の現場でも植物を取り入れてみたい」などの声をいただいたりと、自然や植物への関心の高まりを肌で感じることができました。

当会では、今後も理事・事務局が一丸となって、ガーデニング・園芸、植物や花・緑に関する最新の情報をさまざまな業界へ向けて発信し、業界の発展に寄与できるよう努めます。
会員の皆さまにおかれましても、ぜひご協力いただけますと幸いです。


新しいガーデンを考える会 事務局(NPO法人 ガーデンを考える会)
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